4歳〜社会人





 発育の個人差もありますが、満4歳頃から始められるのがよろしいでしょう。ピアノがお宅にある方は恵まれた環境といえます。声楽科で3歳頃からドレミの基礎を覚えたら、4歳頃には自然にピアノになじむでしょう。


 昔は習い事は数え六つの六月六日からと言われましたが、今の成長と見くらべ満4歳位のあたりと思ってよいと思われます。個人差はありますが、最近は発育がよく、4歳でも指のしっかりした子供が多いのが現状です。


 始めは右手だけの練習から入ります。遅くても5歳頃からは両手で弾くよう目指します。


 当会では伝統的なドイツエチュードの進度に従って指導し、オリジナル曲は原則として使用しておりません。趣味でピアノを続けられる大人の方々は、楽しみに名曲だけを練習して構いませんが
、小さいお子さんは無限に伸びる才能を秘めていますので、つらくおもしろくない練習も積み重ねてゆかねばなりません。毎日の練習を求めます。練習しないで教室に来ても、あまり成果は上がりません。


 ピアノは学習することにより集中力と発言力が養われます。ピアノが上手な方は不思議と学校の勉強もよくできるという共通点があることにお気付きの事と思います。ピアノやほかの楽器は一つの物体を通して演奏し、表現を作り相手に伝達します。この点が、自らの声を使う声楽と異なる所で、また違った難しさにもなるわけです。小学6年生頃までは、声楽と性格の異なるピアノを同時に勉強されれば、音楽に関しては申し分ないと言えましょう。